日本、海外で人気とのこと。行ってこの目で確かめたい。

テレビの報道や、櫻井孝昌さんの「世界カワイイ革命」や、週刊アスキーの連載を読むと、アニメやマンガをきっかけとして、日本好きの人が世界中で増えているとの事。確かにYouTubeやニコニコ動画等のインターネット動画共有サイトでは、日本のアニメソングに合わせて踊る世界中の人々の動画がアップされています。これほど迄に世界中の人がアニメに熱中しているのを見ると、平和を感じると共に感動的ですらあります。
私が小・中学生の頃は、日本人はエコノミックアニマルとか何でも買い漁りすぎとか、アニメも暴力的だと言われていたような気がするのですが、最近は上記に挙げた件や、海外の宿泊施設を対象にしたアンケートで日本人旅行客の評価が高いとか、日本の食べ物が人気だとか、そのような話を聞く機会が増えています。そういえば私も外国の方と初めて話をする際に、アニメやマンガの力を借りた事が何回かありました。。前回書いた、お隣のイタリア人も私の名前を聞いて、「昔見たアニメの主人公と同じ名前だ。当時は変な名前だなと思ったけど本当にそんな名前の人と出会えて嬉しいよ。」と言ってました。ちなみに私は普通の日本人の名前です。
日本の食べ物の人気も上昇中とのこと。ジャパニーズスイーツも世界中で販売したいものです。
尚、坂井宏行シェフは、海外でも最も知られた日本人シェフの一人です。今の20代以下の皆様には馴染みが無いかもしれませんが、TV番組「料理の鉄人」は日本のみならず、海外でも高い人気を誇り、これを入口として日本の食べ物や日本という国に対して興味を持つ人を多数生み出したと言えるでしょう。
日本にいると気付く事は少ないですが、いつの間にか世界中の人々は日本に対する興味を持っているらしいことは事実のようです。
弊社の商品も、まずは皆様に召し上がって頂きたいのですが、海外でも紹介したいなあ、と言う気持ちも芽生えてきます。
写真は、外国の方も良く写真やビデオを撮っている、夜の渋谷スクランブル交差点です。

日本の食べ物

最近、アメリカアマゾンショップで「キューピーマヨネーズ」や「きのこの山」といった日本商品の評価が高いというニュースがありました。マヨネーズやチョコのお菓子等は元々日本の食べ物ではないものですが、それが海外でも評判を呼ぶのは面白いですね。
海外から帰ってきた人に聞くと、「やっぱり食べ物は日本が一番」という話を聞くことが多いですが、逆に海外の方が日本に来て、また母国に帰ったら、「やっぱり自国の食べ物が一番」だと思うのでしょうか。食べ物は慣れの部分も大きいと思うので、いくら日本の食べ物が美味しくても食べ慣れた自国の食べ物が一番という可能性は高いと思います。
以前お隣さんに、日本人の奥さんにイタリア人の旦那さんというご夫婦が住んでいました。週に三回くらいは宅配ピザを取っていました。日本では海外の食べ物や料理を持ってきても、だいたい日本人の好みに合わせた味に改良します。お隣さんが取っていたピザは、比較的海外の味そのままに近いものでした。一緒に居酒屋に行ったこともありましたが、食べられないものが無かったので、日本の食事に苦痛は無かったのでしょうが、今思えば色々聞いておけば良かったと感じます。
ちなみに、イタリア人の旦那さんが作ったパスタとコーヒーはとても美味しく、さすがに本場は違う、と感心しました。
でも、だからと言って毎日パスタやピザを食べることは出来ない、と考えると、ご飯は偉大な食べ物だなあと改めて思います。
写真は本文と関係ありませんが、美味しいスイーツのお店が集まるある晴れた日の自由が丘。みんなベンチでまったりしていました。

日本で最初にパンを焼いた人とのつながり

ゴールデンウィーク、母の日も終わりました。弊社の坂井宏行シェフ監修商品を購入していただいた皆様、有難うございます。今後共よろしくお願いします。 今日は健康診断がありました。食品業界に入ってから随分と太ってしまい、反省です。でも美味しい物に出会うとやっぱり食べてしまいますよね。
ところで、私は学生時代に歴史を専攻していたのですが、同じゼミでパスタの歴史を調べた女の子がいました。その時は女の子らしい視点だな位にしか思いませんでしたが、最近は、私も食品の歴史に興味を持ち始め、本やネットで調べています。様々なエピソードがあって、私にとっては非常に面白いものが多いので、皆様にも今後ご紹介したいと思います。
今日は、私も大好きなパンを日本で最初に焼いた人の話を少し。
私は伊豆で生まれ育ったのですが、地元の歴史を学ぶ時に必ず名前が挙がるのが、源頼朝、北条政子、そして江川太郎佐衛門です。で、パンを焼いたのはもちろん江川さん。ですがそれを知ったのは私が社会人になってからでした。
江戸時代後期の人であった為、地元では江川邸や、お台場の大砲を作るための反射炉等が残されており、社会科見学で行ったものです。習うのは反射炉のこと位で、クラスメイトの先祖は江川さんと囲碁だか将棋だかを打つ仲だったなどということ位しか印象に残っていませんでした。
私は社会人になってから何かのきっかけで日本で初めてパンを焼いた人を調べようと思い、そこで小学生依頼、江川さんの名前と再開したのでした。Wikipediaによるとパン業界では「パン祖」と呼ばれているとのこと。
小学生だった僕たちに、反射炉のことに加えて、パンのことを教えてもらえればもっと歴史や江川さんに興味を持つ人が多かったのではないか、美味しくなくても日本で初めて焼いたパンがどんなものでどんな味がしたのか再現して食べさせてもらえれば尚面白かったのに…。と思ったものです。
日本のパンの歴史が横浜や神戸や長崎ではなく、伊豆から始まったとは意外でしたが、地元の人間で尚且つパン好きの私には嬉しい話でした。